都電と巣鴨


午前中に祭りを楽しんだあとは、三ノ輪に出て都電荒川線に乗る。1度乗ってみたかったのだ。東京メトロ日比谷線三ノ輪駅から昭和通り沿いに歩き、常磐線のガードをくぐると横断歩道の反対側に「梅沢写真会館」と書かれた建物が...中央にぽっくりと開いたトンネルをくぐると、狭い路地と昭和をイメージさせる商店街。タイムスリップするようだ。


都電荒川線三ノ輪橋駅。奥の車両が停車しているところが降車場。手前左が乗車場。

庚申塚駅に近づく都電荒川線


都電荒川線路面電車を想像していたのだが、路面を走ることは少ない。イメージ的には江の電に近いかも。もっとも、江の電は都電ほど駅間が短くないので、都電はやっぱり都バス感覚が一番しっくりする。
路面電車は、熊本、広島、松山などで乗ったが、都内では交通量から無理だと思っていた。後で調べたところ、荒川線が残った理由は、ほとんど専用軌道(自動車と並走しない)のためらしい。同じようなスタイルの路面電車に東急世田谷線があるらしいので、今度乗ってみたい。


さて、庚申塚駅(停車場?)でおり、地蔵通り商店街を歩く。お年寄りの原宿と云われる巣鴨とげぬき地蔵のある通り。

とげぬき地蔵のある高岩寺。よくテレビに出るのはとげぬき地蔵を洗っているシーンばかりだが、実は行列になっている。日差しの強い夏は、パラソルがたててあり、常設の手すりが列を誘導する。まるでディズニーランドのようだ。


地蔵通り商店街を抜けると、そこは巣鴨駅。帰りの電車に乗り、見知った世界に戻ってきた。