長女が生まれた

長女誕生



予定日より、20日も早く長女が生まれた。


長男坊も次男坊も予定より10〜15日早かったので、早いとは思っていたが、予想以上に早かった。ただ、自分は長男坊の誕生日の17日頃に生まれると予想していたのだが、妊婦である嫁さんは予想どおりだったらしい。

  • 8日(木)

長男坊の保育園の「就学を祝う会」(卒園式)の総練習。妊婦の嫁さんは、本番に出れるかどうかわからないので、会場の広さの都合で当日参加できない祖父母たちと一緒に総練習に参加。
総練習後は、長男坊と次男坊を連れて埼玉へ里帰り。
里帰り出産の病院で診察すると、2cmくらい開いているので、明日、明後日くらいには生まれるとのこと。
連絡を受け、「えーっ!?陣痛もきていないのに、開くのかい!?」と驚く自分。

  • 9日(金)朝

朝、電話するとまだ陣痛はきてないとのこと。経産婦は始まると早いから、念のため会社を休んで、義実家に行くことにした。

  • 9日(金)16時頃

義実家につくと、嫁さんが病院に電話中。陣痛はきていないが、念のため病院に行くことになった。

  • 9日(金)17時頃

病院で診察。陣痛はきていない。まだ、産まれる気配はないので、明日再び来ることになった。

  • 9日(金)19時頃

晩ご飯。風呂。義母がビールを出してくれたが、出産になったら立ち会いするので、ビールは飲まず。

  • 9日(金)20時半頃

嫁さんが陣痛が15分間隔でくるようになったというので、車で病院へ。

  • 9日(金)21時半頃

病院で診察。陣痛室へ。次男坊のときは他にもいたが、今回は我が家だけ。

  • 9日(金)22時半頃

陣痛が5分間隔に。陣痛が来るたびに嫁さんの腰をさする。不思議なことにお尻を押さえると陣痛の痛みが弱くなるらしい。
助産師さんのアドバイスにより、横になるのを止めて座る姿勢へ。お尻の下にテニスボールをあてて蓋をするように座ったら、楽になったらしい。なぜ!?テニスボールでふた??

  • 9日(金)23時頃

分娩室へ、移動。
この分娩室に入るのは3年ぶり。3年前と同じく頭側に立ち、うちわで嫁さんをあおぐ助産師さん2人、若い医師1人。(あとで知ったのだが、この医師は研修医らしかった。どうりで最初から医師がいると思った。)

  • 9日(金)23時20分頃

助産師さんの指示によりいきみはじめる。呼吸法は思い出していたのだが、いきみかたは忘れてようだ。うまくいきめない。助産師さんから「いきむときに丸まって」と言われてとまどう嫁さん。
長男坊や次男坊のときみたいに「おへそをみる感じでいきんで」と言われたらわかったのに、ちょっと頭がまわらなくて「はてなマーク」がとんでた。


助産師さんに「だんなさん、妊婦さんの腰の下に手をいれて。妊婦さん、だんなさんの手を腰で押すような感じでいきんで」と言われる。で、分娩台のすぐ横にたち、嫁さんの腰の下に手をいれる。丸見えである。


赤ちゃんの髪がみえてきた。そこからなかなか出てこない。助産師さんが若い医師に「先生を呼んでください。大きくて出ないので切らないとだめかも。」と言う。なるほど、研修医だったのか。若い医師が電話で説明してるが、説明があやふやなので、助産師さんがかわって連絡。


髪は見えるけど、なかなか出ない。ついに先生登場。「どう?にけいさん(二経産?)だろ?」みたいな感じ。


先生がきたとたんに、何もしてないのに、頭が出てきた。で、頭が出たと思ったら、後はツルンてな感じで真っ白な膜につつまれた体が出てきた。へその緒がスパイラル状に体に巻き付いてる。へその緒が巻き付いてて、ひっかかってたみたい。23時40分出産。


長男坊も次男坊もへその緒の処理してから、助産師さんが持ち上げてくれてから見えたので、出てくる瞬間を見たのは初めて。


嫁さんにありがとうと言い、嫁さんからも立ち会ってくれてありがとうと言われ、家族の絆が深まった出産だった。


研修医の先生もいい先生になってくれ。