東武動物公園

息子が以前から「東武動物公園に行きたい！」と云っていたので、出かけてみる。

東武動物公園に行くのは、小学生以来。松山に住むおばさんに連れられて、従兄弟たちと行った思い出がある。車で行ったのだが、車を停めるまで渋滞で、ものすごい待った記憶がある。覚えているのはそれだけ。

今日は、東武線で東武動物公園駅へ。駅前はさびれている。人も少ない。東武動物公園までは徒歩１０分ほどというので、往復バスがあるが歩いてみる。途中、日本工業大学という大学がありなにやら人が集まっている。さらに進むと、公園があり、ゲートボールをするご老人たちと展示されている機関車がある。場所柄、機関車は東武鉄道で走っていたものなのだろうか。

すかすかの東武動物公園用の民間駐車場を抜けると、ゲートが見えて来た。ほとんど人は見えない。

入場料、おとな1,500円。子供は3歳以上700円。

入場したのは西ゲートだったので、動物園の方まで園内を走る汽車に乗る。走っていると、ふしぎなものを見る。着ぐるみを着た人たち。その着ぐるみは、どうやらアニメのキャラクターらしい。かつ、コスプレした人も多数。公園の人なのか、一般の来場者なのか、なぜこんなにいるのか不思議だ。

動物園では、いろいろ見て回る。東武動物公園と云えば、カバ園長。カバを見たり、象を見たり、ひよこやヤギにさわったり、ポニーに乗ったり。次男坊は力の加減がわからず、ひよこをギュっとにぎってしまったり、長男坊は一人でポニーに乗ると云ったものの結局ひとりでは乗れなかったり、いろいろあったが、なかなか楽しめた。動物園と遊園地がセットになっているのもなかなかいい。ただ、何か乗り物に乗る度に３００円程度お金がかかるので意外に出費するのは、要注意。次回行くときは、割引券などを探してみよう。

また、動物券を回ってみながら、だんだんと小学生の頃の記憶を思い出した。ライオン舎の前でおじさんに肩車してもらったこと、ものすごい人でおじさんが吸っていた煙草が肩車してた自分の膝小僧にあったってやけどしたこと、おじさんが誤ってくれたこと、そのあとヤマアラシを抱っこして見せてもらったこと、などなど。もう３０年近く前の話なので、オープンしたての頃だったのだろう。うちの嫁さんも同じ頃、何回か行ったそうだ。今年、オープン２９年ということなので、もうすぐ３０周年の東武動物公園。しばらく、お世話になりそうだ。

動物園を楽しむ99の謎 (二見文庫 8)

もっと! ほんとのおおきさ動物園