柳橋

柳橋



柳橋は両国橋西詰、両国広小路の北、神田川隅田川に注ぎ込む河口にかかる橋。
広小路には火除地(ひよけち)としての役割があるため、緊急時に即座に撤去できるような簡易な建物が並んでいたようだ。両国橋西詰の両国広小路は、柳橋も含めて江戸一番の盛り場だったようで、見世物小屋、芝居小屋、水茶屋から物売りの屋台が並び、両国の川開き(現在の隅田川花火大会がその名残り)の時は、屋形船や屋根船、猪牙船が川面を埋め尽くしていたらしい。
江戸東京博物館の両国橋模型


柳橋界隈には柳橋芸者と呼ばれる芸者衆が最盛期には3,000人もいたそうで、深川の辰巳芸者と並んで有名な花街。
↓往時を忍ばせる船宿。


神田川の船宿街↓