五間堀 と 二つ目橋
再び,六間堀跡地沿いに戻ると,深川めしの店.と思いきや,公衆便所だった.看板と旗が立っていたので,間違えてしまった.
新大橋通り(都営新宿線森下駅出口前)の地図を見ると,縦横の道路が多い中,「現在位置」と書かれたところから小名木川に向かって斜めの道路があるのが,六間堀の跡.常盤一丁目12番地と19番地の境の道が,六間堀にかかった猿小橋の跡と思われる.新大橋通りを抜けると,江東区と墨田区の境,縦の境が六間堀,横の境が六間堀から分岐した五間堀の跡だろう.
↓新大橋通りをわたったところにある六間堀の跡.今ではマンションに挟まれた幅が一間もない路地.
路地を入ると,小さな児童公園が現れ,「六間堀児童公園」の看板が.おじいさんとおばあさんが談笑中.五間堀方向に曲がり,五間堀跡に沿って清澄通りにぶつかると,都営大江戸線森下駅出口の横に「五間堀公園」の看板あり.親子連れが遊んでいる.お熊ばあさんの店と弥勒寺はこのへんにあったのだろう.弥勒寺は縮小したのか,古地図と比べるとかなり敷地が小さくなっていて,目立たなかった.
二つ目橋(二之橋)へ向かって歩くと,祭りの雰囲気になってきた.亀戸天神の4年に1度の本祭らしい.
二之橋北東詰から南に向かって写真撮影.緑の空き地になっているところが,「五鉄」のあったとされる場所.
「五鉄」のモデルになったと噂のしゃも鍋屋は,もう1本京葉道路よりの馬車道を東に入ったところにある「かど家」.この春,大雪の振った日に大学時代の友人と夫婦4人(どちらも身重)でしゃも鍋を食べにいったが,とてもうまかった.また行きたいものだ.
で,そんなことを考えていたら,町内神輿が出てきたので,写真をパチリ.