六間堀跡

深川めし

大江戸線清澄白河駅両国駅へ散歩.

手元にある「鬼平を歩く」<毎日ムック・アミューズ編>(知恵の森文庫)を参考に,まずは萬年橋へ.


↓萬年橋(小名木川)から清洲橋隅田川)を臨む


萬年橋から隅田川を眺め,水上バスが通り過ぎていくのを眺めていると,萬年橋北詰の方からなにやら集団が来る.ガイドらしい壮年のおじさんが,船番所の話をしている.集団は,ほとんど壮年以上のメンバーだ.江戸時代はここに船番所があったらしい.そういえば,江戸資料館,江戸東京博物館もご無沙汰だけど,中川の船番所はまだ行ったことがない.今度,行ってみよう.


六間堀と猿小橋を探して,江東区常盤2丁目へ.橋があった面影はなく,道路の切り方がここに堀があったことを示すのみ.うろうろした末,地図を見つけ,六間堀跡であろう道筋と猿小橋であろう道筋を見つける.現在の住宅地図と比較すると,常盤二丁目,森下一丁目が六間堀の東岸,常盤一丁目,新大橋三丁目が六間堀跡と六間堀西岸になるらしい.地図を見ると,堀の跡がよくわかる.




さらに,六間堀跡沿いに歩く.実は,都内には川,堀,谷を埋め立てた跡が多く,そういったところに建っている建物(特に境目に建っている建物)は地震のときに危険だ.と,以前テレビで見た記憶がある.


途中,道をはずれて,深川神明宮に寄る.先々週に例大祭(3年に一度の本祭)を実施したところ.深川を開拓した深川八郎右衛門が伊勢神宮の分霊を祀ったことから始まったとのこと.深川の地名は,深川八郎右衛門に因んでいるので,深川発祥とのこと.境内には町内神輿の格納庫が並んでおり,その1つのシャッターが開いて,神輿が見えていた.


再び,六間堀跡地沿いに戻ると,深川めしの店.と思いきや,公衆便所だった(右上写真)...(続く)